施工事例紹介
Construction case
巻上機クラッチブレーキの部品交換作業
2018/05/01
「伝達」の役割を果たす重要部品
エレベータは巻上機によってエレベーターカゴが巻き上げられます。モーターからクラッチを伝いモーターの回転が伝達される仕組みです。エレベーターが停止する際は、自転車やバイクなどに使われているディスクブレーキと同様のブレーキシステムを使用しています。これらの部品は消耗品パーツであり、定期点検毎にパッドの残量等をチェックしています。時に交換作業が発生致します。
メンテナンスからの部品交換作業
今回作業を行ったエレベーターは1996年式三菱社製の乗員4名300Kgのエレベータです。定期検査でのブレーキパッド摩耗状況の確認時に交換基準の数値に達していた為、交換作業を実施致しました。
作業体制は作業員3名での作業、作業時間はおよそ6時間程度の内容です。
こちらが巻上機クラッチブレーキシステムです。
交換する際に制御盤など移動したりと準備が必要です。
パルス検出板の取り外しです。
モーターを取り外します。
ようやく交換対象のクラッチ部分がお目見えです。
ごっそりと外れます。
右が新しいクラッチです。
この後は外した順の逆の作業になります。
全て元に戻し、動作チェックを完璧に致します。
コムテックでは様々な年代、様々なメーカーのエレベーター点検・部品交換作業等を行っています。安全に、安心にエレベーターが動き続けられるように目を光らせているのです。エレベーターについて何かご相談がございましたらお気軽にお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
同じカテゴリーの記事
2024/02/21
【大田区】マンション 日立製作所製 油圧式エレベーターリニューアル事例
【大田区】マンション 日立製作所製 油圧式エレベーターリニューアル事例