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施工事例紹介

Construction case

エレベーター内の床タイル交換作業

2018/05/18

床だけに様々な要因からダメージを受ける

ほとんどのエレベーターかごの床面には塩ビ素材の床タイルマットが使用されています。経年劣化でこの床タイルも汚れやキズといった外的ダメージを受けたり、湿気やチリや埃などの影響で稀にタイルがめくれ上がってしまうというケースがあります。めくれてしまったり、一部が欠けてしまったりして見た目にも良くないのは当然ですが、人がつまずいたりしてしまう危険性も無いとは言い切れません。このように症状は様々ですが、コムテックではこの床タイルはエレベーターリニューアル工事と同時期での交換作業をお薦めしています。

 

エレベーターを停止させての作業

やはり作業を行うにはエレベーターを停止させて行うのが絶対条件です。エレベーターかごの大きさにもよりますが、今回のサイズのエレベーターで作業員2名で約5時間程度です。まずは古い床タイルを剥がす作業から始めます。きれいに剥がして床面に小さな小石や砂なども丁寧に除去します。この小石や砂、チリ埃をきれいに取り除くことがポイントで仕上がりに影響してきます。続いて新しいタイルマットのサイズ合わせの作業を行なって行きます。つなぎ目や壁面との間に隙間が出ないように注意しながら一枚づつ形にしていきます。一度収まったタイルを撤去したら床とタイルの間に専用の糊を仕込みます。そしてまた一枚づつ丁寧に貼っていく作業です。

 

 

作業前の状況です。かなり汚れていて劣化していますね。
作業前の状況です。かなり汚れていて劣化していますね。
1枚ずつ古いタイルマットを剥がしていきます。
1枚ずつ古いタイルマットを剥がしていきます。
ひと通り剥がし終えました。これからクリーニングです。
ひと通り剥がし終えました。これからクリーニングです。
凹凸が無くなるようにクリーニングしました。
凹凸が無くなるようにクリーニングしました。
クリーニング完了です。見た目わかりづらいですね・・・。
クリーニング完了です。見た目わかりづらいですね・・・。
一枚捨て貼りのシートを敷きその上に新しい床タイルマットを配置していきます。隙間や段差が出ないように注意します。
一枚捨て貼りのシートを敷きその上に新しい床タイルマットを配置していきます。隙間や段差が出ないように注意します。
床タイルの仮設置作業完了後、再び新しい床タイルは撤去して専用の糊(接着剤)を塗布します。
床タイルの仮設置作業完了後、再び新しい床タイルは撤去して専用の糊(接着剤)を塗布します。
新しい床タイルを慎重かつ丁寧に貼っていき完成です。
新しい床タイルを慎重かつ丁寧に貼っていき完成です。

エレベーターカゴ自体はそのままですが、床タイルを貼り替えるだけでもエレベーターが新しくなったかのようなイメージになります。床タイルは滅多に貼り替えるものではありませんので、エレベーターのリニューアル工事と同時作業をお薦めしています。エレベーターリニューアルのご相談と併せて床タイルの貼り替えもご検討ください。

 
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